インタビュー｜なかとう矯正歯科｜津市八町の歯医者・歯科

モットーは「患者さま主体で治療を進めること」

矯正治療の道のりは、数年にわたります。患者さまと私が同じゴールに向かって進んでいけるよう、治療方針と目標についてしっかりと話し合います。スタートするのは、内容について患者さまがご納得してからです。

私は治療方法のご提案やご説明をいたしますが、「矯正治療を受けてください」と患者さまを説き伏せることはしません。矯正するかどうかは、患者さまの心が決めることです。カウンセリングで私の話を聞くだけでも問題ありません。歯並びが気になる方、矯正に興味がある方は、どうぞお気軽にお越しください。

学べば学ぶほど興味が湧いてくる、それが矯正治療です

私が歯科医師になり、矯正治療を学んだきっかけは、先代院長だった父の存在です。先代の頃から、当院は矯正を中心に診療していましたから。

矯正とは、歯並びやかみ合わせの調整を通し、お口元の見た目や、かんだり話したりする機能の改善を目指す治療です。お子さまの場合、顎の成長を促すことによって、呼吸もしやすくなると思います。

治療する器官はお口だけですが、患者さまの生活の豊かさに大きく影響します。その手応えと治療の奥深さがわかるようになると、矯正治療について学ぶことがいっそう面白くなりました。

歯並びの変化を喜ぶ患者さまの姿を見ると、やりがいを感じます

矯正治療では、時間をかけて少しずつ歯並びとかみ合わせを変えていきます。装置の調整で来院された時に「今回はこのくらい歯が動きましたよ」とお伝えすると、患者さまの多くが鏡を覗きながら喜びの表情を見せてくださいます。その姿を見るのが、この仕事をしていて良かったと感じる瞬間です。

なかでも、お子さまの矯正治療ではご本人に変化を確認していただくことが、その後の「やる気」にもつながることが多いように感じます。

お子さまがご家庭で食事する様子を、動画で観察できるように

舌やお口の筋肉の使い方が、歯並びを乱す要因になることがあるとご存知でしょうか。歯並びの悪化を予防する一環として、今後は、お子さまへの口腔筋機能療法（MFT）に力を入れていきたいと考えています。これは、舌やお口周りの筋肉の動かし方と正しい舌の置き場所を覚えてもらうためのトレーニングです。

お口のトレーニングを充実させるため、写真や動画を共有できるコミュニケーションツールを導入しました。普段ご家庭で物を飲み込む時の様子を私も見せていただくことができますので、これからはもっとご本人の日常に寄り添ったアドバイスを差し上げたいと思います。

家族と一緒に過ごす時間が、何よりのリフレッシュになります

休診日は家族と一緒に過ごします。子どもが3人いて、ペットとして犬を1頭飼っていますから、海や川などに出かけて自然と触れ合うことが多いですね。

こうしてリフレッシュすることが、日々の診療に取り組む活力となっています。